糸満市議会 > 2010-09-30 >
09月30日-07号

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  1. 糸満市議会 2010-09-30
    09月30日-07号


    取得元: 糸満市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-04
    平成22年第3回糸満市議会定例会会議録平成22年9月30日出席議員 23人1番 玉 村   清 君   2番 比 嘉   譲 君3番 上 原 正 次 君   4番 大 城 明 弘 君5番 徳 元 敏 之 君   6番 前 原   晃 君7番 長 嶺 一 男 君   8番 大 田   守 君9番 山 城   勉 君   10番 徳 里 勇 夫 君11番 伊 敷 幸 昌 君   12番 賀 数 武 治 君13番 玉 城 安 男 君   14番 新 垣   新 君15番 奥 村 幸 巳 君   16番 浦 崎   暁 君17番 玉 城 和 信 君   18番 伊 敷 郁 子 君19番 長 嶺   實 君   21番 玉 城 朗 永 君22番 新 垣 安 彦 君   23番 砂 川 金次郎 君24番 上 原   勲 君欠席議員 1人20番 喜 納 正 治 君 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。    市   長   上 原 裕 常 君    副 市 長   杉 浦 友 平 君    教 育 長   上 原   武 君    総務部長    城 島   栄 君    企画開発部長  花 城 宗 順 君    市民健康部長  金 城 義 朗 君    福祉部長    金 城 秀 佳 君    経済観光部長  山 城 茂 範 君    建設部長    上 原 政 幸 君    水道部長    宇地原 克 信 君                         教育委員会    消 防 長   金 城 誠 栄 君    総務部長    大 城 英 孝 君    教育委員会    指導部長    上 原 雅 志 君本日の議事日程 日程第1 認定第2号 平成21年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第2 議案第55号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部            を改正する条例について 日程第3 議案第56号 糸満市消防手数料条例の一部を改正する条例について 日程第4 議案第57号 糸満市火災予防条例の一部を改正する条例について 日程第5 認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 日程第6 認定第4号 平成21年度糸満市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第7 認定第5号 平成21年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について 日程第8 認定第9号 平成21年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定につい            て 日程第9 議案第50号 平成22年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号) 日程第10 議案第51号 平成22年度糸満市老人保健特別会計補正予算(第1号) 日程第11 議案第52号 平成22年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第1号) 日程第12 認定第6号 平成21年度糸満市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につい            て 日程第13 認定第7号 平成21年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定に            ついて 日程第14 認定第8号 平成21年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定につ            いて 日程第15 認定第10号 平成21年度糸満市水道事業会計決算の認定について 日程第16 議案第53号 平成22年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号) 日程第17 議案第54号 平成22年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号) 日程第18 議案第58号 字の区域の変更について 日程第19 議案第59号 公有水面埋立免許の出願に対する答申について 日程第20 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第21 議案第49号 平成22年度糸満市一般会計補正予算(第2号) 日程第22 「糸満南小学校」の移転建築に伴う安全対策の実施について 日程第23 「義務教育費国庫負担の拡充」のための意見書採択を求める陳情 日程第24 「30人以下学級の早期・完全実現」のための意見書採択を求める陳情 日程第25 核兵器の廃絶と恒久平和実現に関する意見書の決議について(お願い) 日程第26 核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書および決議の採択について(陳情) 日程第27 糸満市親子通園事業に関する陳情 日程第28 墓地建設に関する要望 日程第29 糸満市法人立認可保育園長会からの要請書 日程第30 糸満市発注の造園工事及び緑地帯の維持管理について 日程第31 工業団地内企業の優先活用について(要請) 日程第32 地元産品奨励及び地元企業優先使用について(要請) 日程第33 県産品の優先使用について(要請) 日程第34 公共工事発注に際して事業用自動車(緑ナンバー)の使用方についての陳情 日程第35 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳      情 日程第36 憲法違反の外国人参政権による選挙を実施しないことを再確認する陳情 日程第37 子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書 日程第38 人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書――――――――――――――――――――――――――――――(開議宣告午前10時01分) ○議長(上原勲君) これより本日の会議を開きます。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第2号 平成21年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第55号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、議案第56号 糸満市消防手数料条例の一部を改正する条例について、議案第57号 糸満市火災予防条例の一部を改正する条例について、以上4案件を一括して議題といたします。 4案件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(比嘉譲君) おはようございます。本総務委員会に付託のありました認定第2号、議案第55号、議案第56号、議案第57号の4案件について、一括して委員長報告を行います。 △認定第2号 平成21年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算は、歳入総額が2,226万円、歳出総額が1,611万円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はそれぞれ615万円であります。審議の中で、委員より人材育成基金の増額に向けた特段の配慮をする必要がある旨の発言がありました。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 △議案第55号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について。本案は、市営住宅の滞納家賃の解消と滞納対策業務の強化を図り、市営住宅滞納対策嘱託員を新たに配置するため条例の一部を改正するものであります。委員より本務の職員を充てても十分な成果は得られなかったのに、嘱託員の任用で大丈夫なのかとの質疑に対し、総務部長より県職員OBや徴収業務経験者の任用を想定しているとのことであり、今回の嘱託員の任用は、平成19年6月定例会で原案可決された議案第58号訴えの提起についてに関する市営住宅の滞納家賃に関する訴訟業務を進めることが主な業務の一つであるとの説明がなされ、審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 △議案第56号 糸満市消防手数料条例の一部を改正する条例について。本案は、特定屋外タンク貯蔵所等の設置許可等に係る審査業務の効率化が図られたことから、当該審査に関する手数料を減額するため条例の一部を改正するものであります。消防長より本市においては、現在、特定屋外タンク貯蔵所等に該当する物件はないとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 △議案第57号 糸満市火災予防条例の一部を改正する条例について。本案は、固体酸化物型燃料電池の実用化に進捗が見られたことに伴い、燃料電池発電設備の定義に固体酸化物型燃料電池を加えるとともに、共同住宅に一般住宅と変わらないグループホームを開設した場合に消防設備の設置が厳しくなる不合理の是正を図る等、条例の一部を改正するものであります。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 以上であります。 ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時06分)(再開宣告午前10時07分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 認定第2号 平成21年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △認定第2号 平成21年度糸満市人材育成事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第55号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第55号 特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第56号 糸満市消防手数料条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。
    △議案第56号 糸満市消防手数料条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第57号 糸満市火災予防条例の一部を改正する条例について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第57号 糸満市火災予防条例の一部を改正する条例について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第4号 平成21年度糸満市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第5号 平成21年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第9号 平成21年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、議案第50号 平成22年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、議案第51号 平成22年度糸満市老人保健特別会計補正予算(第1号)、議案第52号 平成22年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第1号)、以上7案件を一括して議題といたします。 7案件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆14番(新垣新君) 本委員会に付託のありました認定第3号、認定第4号、認定第5号、認定第9号並びに議案第50号、議案第51号、議案第52号、以上7案件について、委員長報告を行います。 △認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算は、歳入総額が70億5,819万6,738円、歳出総額が77億6,737万7,171円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はそれぞれマイナス7億918万433円となり、歳入不足による赤字が生じています。歳出、2款1項3目一般被保険者療養費におきまして、684万5,577円の執行残があったことにつきまして、退職者の掘り起こし強化により一般被保険者が退職被保険者に移行し、一般被保険者数及び療養費が見込みより減ったためとの説明がありました。2款2項3目一般被保険者高額介護合算療養費におきまして、48万5,595円の執行残があったことにつきまして、平成21年度に新設された制度であり予測ができなかったためとの説明がありました。8款1項1目特定健康診査等事務費につきまして、平成21年度では受診率が30%であり、平成24年度までに65%以上にならないと国からの交付金のペナルティーが生じるとの説明がありました。それに対し、委員から広報等を徹底し、受診率を上げるよう努力してほしいとの意見がありました。当局から国保税の収納率が92%を超えペナルティーがなくなったことやルール分以外の補填収入が多かったことなどから、単年度収支が黒字であったとの説明がありました。本決算におきましては、継続審査を求める意見と質疑終了を求める意見がありましたが、採決の結果、質疑を終了し、賛成多数で認定すべきものと決しております。 △認定第4号 平成21年度糸満市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算は、歳入総額が2,372万2,682円、歳出総額が2,326万1,897円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はそれぞれ46万785円であります。委員会審査におきまして、後期高齢者医療制度への移行に伴い、老人保健特別会計は平成23年度に廃止されると当局から説明がありました。本決算については、継続審査を求める意見と質疑終了を求める意見がありましたが、採決の結果、質疑を終了し、賛成多数で認定すべきものと決しております。 △認定第5号 平成21年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算は、歳入総額が34億8,893万4,703円、歳出総額が34億5,661万6,787円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はそれぞれ3,231万7,916円であります。歳入、1款1項1目第1号被保険者保険料の滞納繰越分普通徴収保険料におきまして、2,881万4,861円の収入未済額が生じていることについて、当局から現在、電話と訪問での催促で解消するよう努力しているとの説明がありました。歳出、5款1項1目特定高齢者施策事業費生活機能評価事業委託料におきまして、106万5,720円の執行残があったことにつきましては、当局から当初800名の生活機能検査を予定していましたが、87名の審査となり大きく下回ったためとの説明がありました。本決算については、継続審査を求める意見と質疑終了を求める意見がありましたが、採決の結果、質疑を終了し、賛成多数で認定すべきものと決しております。 △認定第9号 平成21年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算は、歳入総額が2億7,177万9,943円、歳出総額が2億7,095万4,363円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はそれぞれ82万5,580円であります。歳入、1款1項1目後期高齢者医療保険料普通徴収保険料におきまして、現年度徴収分と滞納繰越分の収入未済額の合計が423万8,857円となっておりますが、これは人数にすると104名分との説明がありました。本決算につきましては、継続審査を求める意見と質疑終了を求める意見がありましたが、採決の結果、質疑を終了し、賛成多数で認定すべきものと決しております。 △議案第50号 平成22年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ7,022万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ82億6,344万9,000円とするものであります。委員会審査におきまして、今回の補正の主なものにつきましては、次のとおり当局から説明がありました。歳出、1款1項2目連合会負担金828万5,000円が追加計上されておりますが、これは全額国庫補助であり、新たなシステムに切りかえるための負担分との説明がありました。12款1項1目繰上充用金2,382万円が減額計上されておりますが、これは平成21年度の赤字が縮小したためとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 △議案第51号 平成22年度糸満市老人保健特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ46万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ97万5,000円とするものであります。平成21年度の歳入歳出差引額を繰り越すために補正を行ったとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 △議案第52号 平成22年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ4,265万7,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ35億9,506万1,000円とするものであります。委員会審査におきまして、今回の補正の主なものにつきましては、次のとおり当局から説明がありました。歳入、7款1項1目一般会計繰入金345万9,000円につきまして、委員から補てん的措置かとの質疑があり、当局から介護保険事業計画策定業務等委託料が性質上、事務的経費なので一般会計から繰り入れているとの説明がありました。歳出、4款1項1目基金積立金1,210万7,000円につきましては、糸満市介護給付費準備基金条例に基づき、介護給付費準備基金を積み立てるためとの説明がありました。また介護保険事業計画策定業務等委託のために、債務負担行為として期間を平成23年度までとし、限度額167万8,000円を定めるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 ◆16番(浦崎暁君) 認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に反対の立場から討論を行います。 △今、国民健康保険制度の運用をめぐって、各自治体は深刻な事態になっています。払いたくても高過ぎて払えない高い国保税(料)、子供たちの無保険状態、そして強制的な督促や滞納制裁問題など、国保が自治体の大きな問題の一つになっています。そもそもなぜ各自治体の国保運営が重大な危機になっているのか。国保制度は自営業者、農漁業者などの加入者を始め、退職者や無職者、低所得者の加入者も多く、事業主の負担を予定していない制度です。そのために国保に対する国庫負担が行われてきました。この国の責任である国庫負担、予算がこれまでどんどん減らされてきました。かつては国保財政の半分を占めていた国庫負担が現在では約25%になっています。当然、この流れは本市の国保制度運用に大きな悪影響を与えています。平成14年から国保赤字が続き、平成21年度の決算においては約7億円もの累積赤字となっています。しかし赤字だからといって安易に国保税を引き上げれば、さらなる滞納者がふえ、財政が悪化し、また引き上げるという悪循環が発生することが予想されます。今、国は国保の広域化を実施することを明らかにしていますが、これはさまざまな問題点が指摘されています。多くの自治体は国保税の抑制のために一般会計から繰り入れを実施していますが、国保広域化のねらいは市町村ごとに異なる保険料の平準化を口実に一般会計からの繰り入れをやめさせることが指摘されています。繰り入れがなくなれば、今でさえ高過ぎる国保税(料)の高騰が予想されています。  本市の国保状況についても問題があります。一般分の収納率が初めて92%を超えたといいますが、しかしその背景には行政強制、差し押さえの実態が明らかになっています。また子供の無保険問題でも短期証の窓口留め置きの抜本的解決を図ってないことや国保法第44条の減額免除の積極的な告示と活用の問題などが山積していると考えます。国保法第1条は、「この法律は、国民健康保険事業の健全な運営を確保し、もって社会保障及び国民保健の向上に寄与することを目的とする」と規定しています。国保制度に対する国庫負担の大幅引き上げを始め、高過ぎる国保税(料)の引き下げ、低所得者に対する減額免除の制度の充実強化、そして一日も早く子供たちの無保険状態をなくすことが強く求められていることを述べて討論を終わります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ◆22番(新垣安彦君) 認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に賛成の立場から討論を行います。 初めに、反対者の討論の中でるるお話がなされておりましたが、これは今回の認定の内容等についていささかも触れていない、持論的なことを述べている程度にしか過ぎません。本来であれば、今回のこの平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計の歳入歳出について、歳入部分でどういうのがあって、これがどういうふうな内容になっているのか。これについてどういう質疑をしたのか。そして歳出部分において、この歳出の状況について、どういう状況で問題があるのかどうか、本来はこれを質問し、審議されるべきであるのにもかかわらず、持論的な発想でお話をされているにしか過ぎないと本員は思慮するものであります。 では、今回のこの平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算についてでありますが、まず認定第3号は、糸満市民の健康にかかわる大変重要な案件であり、その予算執行状況説明に当たっては市長を始め、市当局からは慎重かつ丁寧に歳入歳出の説明がなされ、委員からの質疑に対しても市当局からは十分な説明がなされたものと本員は思慮しております。ところが日本共産党のほか2名の委員からは、十分に質疑が尽くされていない、時間的日数が足りない、また12月までには何が出てくるかわからないから委員会での質疑終了、採決には応じられない旨の申し入れがなされ、また本会議場でも同様の趣旨、または持論的な内容で反対討論がなされております。私は糸満市民の皆さん、そして本日、市庁舎に来られている市民の皆さん、そして市職員の皆様、今回の議会会期日程は、一般会計補正予算及び平成21年度決算認定を含めて14日間の日程がとられて議会の運営がなされておりました。ちなみに平成16年の会期日程は決算認定を含めず12日間、平成17年度は議員選挙のための決算認定を含めて14日間、平成18年度は決算認定を含めず13日間、平成19年度は決算認定を含めて14日間、平成20年度は決算認定を含めず11日間、平成21年度は市議選挙のため決算認定を含め14日間、そして今回は決算認定を含めて14日間の日程が確保されて審議が進められてまいりました。また認定第3号、4号、5号、9号に対して、重要な問題点の指摘はされず、審議はスムーズに進められていったものと私は…。 ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時32分)(再開宣告午前10時32分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 ◆22番(新垣安彦君) 認定第3号につきましては、重要な指摘もなされずにスムーズに審議が進められたことを申し添えておきます。さらに14日間の日程の間に民生委員会では、9月13日の午後、委員会を休み、また9月14日には丸々一日委員会を休み、さらに9月27日にも午後の委員会を休んでおります。このように審議する時間は十分に確保されている中、それにもかかわらず認定第3号の認定の採決を今定例会で行うことに反対することの理由は何一つとして見られない。全糸満市民及び職員の皆様に対して申し添えるものであります。さらにつけ加えますと、去る9月27日及び同28日に、反対者である3名の方に対し、徳里勇夫議員から質疑が尽くされていないのであれば市当局を呼んで再質疑をしていただくようにとの申し出もなされました。また審議が尽くされていないというのであれば、どの款項目の質疑が不十分で、その調査にどれだけの日数が必要であるかを示していただけるのであれば理解することもできるとの申し出がなされたところ、浦崎暁議員からは、その必要はない。また市当局を呼ぶ必要もないとのことでした。反対者はただ12月まで採決を引き延ばすことだけであること。さらにつけ加えるならば、今回の決算認定の提案は上原裕常市長からの初めての決算認定の提案であります。そしてまた反対者の方々は西平前市長の支持者であることを念のため申し添えて、認定第3号の委員長報告に対して賛成の立場からの討論といたします。以上です。 ◆17番(玉城和信君) 認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について…。 ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時36分)(再開宣告午前10時37分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 ◆17番(玉城和信君) 指摘して賛成の討論を行います。 まず先ほどの討論者の新垣安彦議員は日程等について触れておりましたけれども、私はこの決算の認定というのは質が違うと思うんです。本9月定例会との関係だけでとらえるものではないという考え方を持っております。と申しますのは、予算というのは当然今議会で決めていかないと執行ができない。そういうことで4定例会及び臨時会等がありまして、日程等については当然その議会内でやらないといけないということでありますので、そういうことについては私は当然だと思うんですが、決算の認定につきましては、御承知のようにこの1年間の予算審議したものをまとめてやるので、この9月定例会に提案をされ、12月定例会で認定をするというのがこれまでの慣例でありました。ほかの市町村においてもほとんどのところがこういう慣例をとっているわけです。それはなぜかと申しますと、それだけ執行したものをわずか何日間で見てやるというものじゃなくて、その間にいろんな問題点、そしてまた執行に対する疑問点等を洗い出してやっていくのが本来の認定のあり方ではないかと思います。そういう意味においては、先ほどの討論者がただ時間的な問題だけを言ったことについては、問題だと言わざるを得ないのであります。 さて中身についてでございますけれども、私は、本国民健康保険制度は非常に大きな問題があるという考え方を持っております。御承知のように日本ではこの保険制度そのものが、病気にかかったときに保険制度がきくものであって、去るインフルエンザがはやった時期において、予防接種に対しては保険がきかない。しかしながらインフルエンザにかかり、病院に行ったときに保険がきくというような仕組みである。そういう意味において那覇市立病院は前年度の決算が黒字になったと。その黒字になった1つの要因については、インフルエンザの患者がふえたからだということが報告されておりました。そういうことを考えますと、この保険制度そのものを抜本的に、これまでの自民党政権がつくってきたこの保険制度は抜本的に変えていかなければいけないものだと思います。前年度の医療費が35兆円ですね、税収が37兆円、税収とこの医療費がほぼ同じぐらいになるということは異常だと思わざるを得ないのであります。そういう意味においては、これから予防医療にもっと力を入れるべきだと思います。病院の経営者にとって、健康になることがいいことだと思うのか思わないのか、非常にこの点についてはっきり申し上げたいのでありますけれども、これは差し控えたいと思います。そういうことで保険制度そのものを抜本的に変えるべきだという考え方を持っております。 また本糸満市については、黒字になったということでありますけれども、ルール分以外にはそれなりの繰り入れをやっておりまして、しかしながら医療費そのものは横ばいということでありますので、そういう面ではある一定の成果はあったのかなという思いはします。だがしかし、予算等々を見ますと、予防の健診等々についてはかなり低い健診率ということを聞いております。決算で出ておりましたけれども、女性特有の病気に対する検診率が35%と。そういう意味においてこの予算の執行率も落ちていると。そういうことになると今後、病人がふえる可能性があるので、健診率を高めて予防医療にもっともっと力を入れていくべきだと思います。 最後になりますけれども、再度申し上げます。決算につきましては、決して時間的な問題ではない。一つの制度そのものとしてあるので、そういう面についてはなるべくは12月にやるべきだと思います。そうでなければ特別に臨時会を開いてやるということを私は主張いたしておりました。議会運営委員会の中でも私はそういう主張があるので、全会一致を前提にするという議会運営委員会ということでありましたので、私は退席をして全会一致でやったようでございますので、そういうことを申し伝えて私の討論といたします。 ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第3号 平成21年度糸満市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 18人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第4号 平成21年度糸満市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 ◆16番(浦崎暁君) 認定第4号 平成21年度糸満市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に反対する立場から討論を行います。 △先ほど、ある議員が私の討論に対していろいろ述べておりましたが、しかし政治家というものは基本的な、政策的な問題、これをきちんと明らかにしていく。なぜならばこの老人保健特別会計についても国の制度なんです、法定受託事務。ですからまず大もとの基本的なものを明らかにしていく、これがまず私は政治家にとって大事じゃないかなと思います。それと個人名を挙げて、各議員がああだこうだというのは私はふさわしくないと思うんです。議会というものは、やっぱりきちんと政策的な討論が行われる。それが議会の本来あってしかるべき姿ではないかと思います。以上のことを述べて討論に入ります。  老人保健特別会計歳入歳出ですが、同決算は、実績に伴うものとなっています。平成23年度にはこの予算、そして決算等が廃止されるということです。1980年代に老人保健法が成立し約10年間続いてきた老人医療費無料化制度が廃止され、今度は後期高齢者医療制度が導入され、老人保健制度は廃止されました。この間の国の政策は老人医療に対する連続負担増を進めてきました。高齢者が安心して暮らせる社会をつくることは政治の重要な責任であり、地域の行政にとっても最重要課題といっても過言ではありません。高齢化が進む中、国に対し老人医療の国庫負担の増額、高齢者医療の無料化、保険料の負担軽減を強く求めて討論を終わります。議員各位の御賛同をお願いいたします。 ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第4号 平成21年度糸満市老人保健特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 18人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第5号 平成21年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 ◆16番(浦崎暁君) 認定第5号 平成21年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に反対する立場から討論を行います。 △本市の介護保険制度の問題点は県内で2番目に高いと言われる保険料です。保険料は5,506円で、与那国町に次いで高いと言われています。そのもとで保険料の負担増の不安があります。介護保険制度ができて約10年余り、全国の自治体では高い保険料や利用料が払えずに、制度を利用することができない問題。そして介護現場の劣悪な労働条件の問題などが挙げられています。だれもが安心できる介護保険制度を実現することを求めて、討論を終わります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第5号 平成21年度糸満市介護保険特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 18人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第9号 平成21年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 ◆16番(浦崎暁君) 認定第9号 平成21年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に反対の立場から討論を行います。 △うば捨て山制度と国民の厳しい批判を浴びた後期高齢者医療制度が実施されて2年がたち、この間、昨年の政権交代が行われました。しかし同制度の廃止については国民の期待を裏切り先送りされました。同制度は75歳以上のお年寄りをこれまで加入していた国民健康保険や健康保険から切り離し、また保険料については2年ごとに引き上げられ、受けられる医療内容も別建てで制限、年金から保険料天引きなど、実にさまざまな問題点が指摘されています。お年寄りいじめの制度の速やかなる廃止を要求し、討論を終わります。議員各位の御賛同をお願い申し上げます。 ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第9号 平成21年度糸満市後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 17人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第50号 平成22年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第50号 平成22年度糸満市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第51号 平成22年度糸満市老人保健特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第51号 平成22年度糸満市老人保健特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第52号 平成22年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第52号 平成22年度糸満市介護保険特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午前10時54分)(再開宣告午前11時07分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 認定第6号 平成21年度糸満市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第7号 平成21年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第8号 平成21年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、認定第10号 平成21年度糸満市水道事業会計決算の認定について、議案第53号 平成22年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)、議案第54号 平成22年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、議案第58号 字の区域の変更について、議案第59号 公有水面埋立免許の出願に対する答申について、以上8案件を一括して議題といたします。 8案件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆13番(玉城安男君) 本委員会に付託のありました認定第6号、認定第7号、認定第8号、認定第10号、議案第53号、議案第54号、議案第58号、議案第59号について、委員長報告を行います。 △認定第6号 平成21年度糸満市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が14億1,232万7,519円、歳出総額が13億6,956万8,238円で、歳入歳出差引額は4,275万9,281円であります。また繰越明許費繰越額は616万8,000円で、実質収支額は3,659万1,281円であります。歳入、1款1項1目下水道使用料では、予算額3億1,529万7,000円に対し、収入済額3億3,605万9,446円となり、2,076万2,446円の収入増となっております。これは下水道接続件数の増加によるものとの説明がありました。歳出、2款1項1目新設改良費において、糸満幹線雨水函渠工事、潮平地内汚水管布設工事等が翌年度繰り越しとなっているとの説明がありました。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 △認定第7号 平成21年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が8,352万5,099円、歳出総額が8,263万9,343円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はそれぞれ88万5,756円であります。委員会審査において、当局より歳出、2款1項1目ふれあいビーチ施設管理費において、美々ビーチ砂補充工事に係る工事請負費380万円が未執行となっている理由について、当初開催を予定していた琉球放送創立55周年記念ビーチバレー大会がインフルエンザの影響により中止となったため、工事が不要になったとの説明がありました。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 △認定第8号 平成21年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が1億5,228万9,731円、歳出総額が1億5,207万2,436円で、歳入歳出差引額及び実質収支額はそれぞれ21万7,295円であります。委員会審査において、当局より歳出、2款1項1目糸満南土地区画整理事業において、工事請負費2,231万2,850円、補償費208万8,700円の不用額が生じているが、これは年度内に地権者との交渉がまとまらず、工事着手できなかったための不用額が生じたものであり、平成22年度に交渉継続していくとの説明がありました。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 △認定第10号 平成21年度糸満市水道事業会計決算の認定について。本決算の概要は、収益的収入が15億1,646万2,355円、収益的支出が12億3,471万9,401円で、2億8,175万2,954円の純利益となっているとのことであります。また資本的収入が1,672万3,250円に対し、資本的支出が2億2,796万7,237円であり、不足額2億1,124万3,987円については、減債積立金、過年度分損益勘定留保資金等で補てんしているとのことであります。審査の結果、全会一致で認定すべきものと決しております。 △議案第53号 平成22年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ88万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ2,689万4,000円とするものであります。補正の主な内容については、歳出、2款1項2目フィッシャリーナ施設管理費に工事請負費25万4,000円が計上されております。当局よりフィッシャリーナ内の乗降用タラップを取りつけることにより船への乗り降りをスムーズにするとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 △議案第54号 平成22年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)。本案は、歳入歳出予算にそれぞれ1,046万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ1億466万8,000円とするものであります。補正の主な内容につきましては、歳出、2款1項1目糸満南土地区画整理事業費に工事請負費1,027万円が追加計上されております。これは宅地造成工事及びその周辺の路線舗装工事等を行うとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 △議案第58号 字の区域の変更について。本案は、県営畑地帯総合整備事業(担い手支援型)喜屋武第2地区の完了に伴い、新たに整備された道路等に沿って、この区域の字喜屋武、字福地及び字束里の大字、小字界を変更するものであります。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 △議案第59号 公有水面埋立免許の出願に対する答申について。本案は、沖縄県が糸満漁港北地区の漁港施設を整備することに伴い、機能施設、漁港環境整備施設用地として約1万648.75平方メートルの公有水面埋立免許の出願に対して本市の意見を答申するため、公有水面埋立法第3条第4項の規定により、議会の議決を求めるものであります。当局より、本埋め立ては西崎1丁目4番13、5番及び6番の2の地先公有水面に残土処理護岸を造成するものであり、糸満漁港広域漁港整備事業にて発生した残土を埋め立てに用いるとの説明がありました。審査の結果、全会一致で原案可決すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 認定第6号 平成21年度糸満市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △認定第6号 平成21年度糸満市公共下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第7号 平成21年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △認定第7号 平成21年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第8号 平成21年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △認定第8号 平成21年度糸満市土地区画整理事業特別会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第10号 平成21年度糸満市水道事業会計決算の認定について、本件に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本件に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △認定第10号 平成21年度糸満市水道事業会計決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第53号 平成22年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第53号 平成22年度糸満漁港ふれあい公園事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第54号 平成22年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第54号 平成22年度糸満市土地区画整理事業特別会計補正予算(第1号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。――――――――――――――――――――――――――――――
    ○議長(上原勲君) 議案第58号 字の区域の変更について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第58号 字の区域の変更について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 議案第59号 公有水面埋立免許の出願に対する答申について、本案に対する討論を許します。 お諮りいたします。 本案に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △議案第59号 公有水面埋立免許の出願に対する答申について、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、議案第49号 平成22年度糸満市一般会計補正予算(第2号)、両案件を一括して議題といたします。 両案件については、その審査を予算・決算特別委員会へ付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆11番(伊敷幸昌君) 本予算・決算特別委員会に付託のありました認定第1号及び議案第49号について、各分科会の報告を受け委員長報告を行います。 △認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について。本決算の概要は、歳入総額が247億6,975万650円、歳出総額が242億9,917万1,195円で、歳入歳出差引額は4億7,057万9,455円であります。また繰越明許費繰越額は2億7,628万6,000円で、実質収支額は1億9,429万3,455円となり、実質収支額のうち基金繰入額は1億5,000万円であります。 それでは各分科会で審査されました主な内容について、総務分科会所管から申し上げます。歳出、2款1項5目財産管理費中、公用車の燃料費において46万3,305円の執行残があったことについては、車両を集中管理している上、軽自動車がふえたことが原因であるとの説明がありました。9款1項1目常備消防費中、消防救急デジタル無線伝播調査委託料において34万5,239円の執行残があったことについては、県内の消防本部全体で一括して入札し、その後に各消防本部で契約する方法をとったためであるとの説明がありました。10款5項4目公民館費中、中央公民館運営審議会委員に対する報酬の執行率が50%だったことに関連して、委員から中央公民館の課題を整理し、活性化のために大いに活用すべきではないかとの意見がありました。 次に民生分科会所管であります。歳入、21款7項5目雑入中、生活保護法第63条過年度返還金におきまして、収入未済額が1,958万4,799円となっております。これにつきましては、生活困窮者のため支払い困難な家庭が多く、現在まで未納件数が117件となっており、年4回の督促で支払いを促している状況との説明がありました。歳出、3款1項6目老人福祉費において、委員より福祉電話や緊急通報システム等の事業は市民に十分広報されていないのではないかとの意見がありました。3款2項4目保育所費中、一時保育事業補助金におきまして1,065万3,500円の執行残があったことにつきまして、平成22年度実績をもとに予算を計上していたが、平成21年度は実施保育園数が少なかったためとの説明がありました。3款3項1目生活保護対策費中、住宅手当緊急特別措置において1,688万2,300円の執行残があったことにつきまして、国の基準により185人分の予算を計上したが、8人の実績しかなかったとの説明がありました。4款1項3目保健衛生総務費中、女性特有がん検診委託料におきまして1,204万1,486円の執行残があったことにつきまして、検診受診者が見込みより少なかったためとの説明がありました。 次に経済建設分科会所管であります。歳入、14款1項4目土木使用料では住宅使用料3,530万4,800円が収入未済額となっております。これは市営住宅家賃滞納の現年及び過年度分も含めたものであります。委員から滞納訴訟はどうなっているかとの質疑があり、当局より今年11月より市営住宅滞納家賃対策嘱託員を雇用して、滞納訴訟に対応していく予定であるとの答弁がありました。歳出、7款1項5目市場管理費では公設市場ごみ収集委託料37万8,000円が執行され、126万円が執行残となっております。入札において最低制限価格を設定しなかったため、このような入札結果になったとの説明に対し、委員より今後は最低制限価格を設けるべきではないかとの意見がありました。歳出、8款4項3目街路事業費では1億4,209万4,000円が翌年度繰越額となっております。これは川尻親田原線道路改築事業において、用地購入及び物件補償の対象となっている土地、建物の抵当権解除に時間を要したため繰り越しとなったとの説明がありました。以上が各分科会での審査概要でございます。本件については、継続審査を求める意見と質疑終了を求める意見がありましたが、採決の結果、質疑を終了し、賛成多数で認定すべきものと決しました。 △議案第49号 平成22年度糸満市一般会計補正予算(第2号)。今回の補正は、歳入歳出それぞれ2億2,901万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ204億9,641万2,000円とするものでありますが、各分科会で審査された主な内容を申し上げます。 まず総務分科会所管から申し上げます。歳出、2款1項6目企画費において、西崎研修センター指定管理者選定委員の報償費12万円が計上されています。これは委員5名で2回程度開催することを予定しているとの説明がありました。審査において、募集要項や選定基準の策定についての質疑がありました。9款1項1目常備消防費において、被服費56万7,000円が計上されています。現在の防火服はコート型と言われる旧型のものを使用していますが、近年安全上の問題が指摘されており、セパレート型への転換が求められているところであり、今回は新採用職員3着分を計上したとの説明がありました。教育委員会指導部所管分のうち、県支出金である自立支援事業委託金117万7,000円が減額されたことに伴い、10款1項3目教育振興費において、賃金、報償費、旅費、需用費等にわたり、同額分が減額されています。委員からこのような事態は今回が初めてではなく非常に残念であるとの意見がありました。 次に民生分科会所管であります。歳出、2款1項9目防災諸費におきまして、自主防災組織育成事業として200万円が計上されておりますが、これは新川区自治防災会へ助成するものであり、テントやリヤカー、拡声器等の購入を予定しているとの説明がありました。3項2項3目児童福祉措置費におきまして、扶助費として710万円が追加計上されておりますが、これは児童手当や小学校修了前特別給付の受給者が見込みよりふえたためとの説明がありました。3款2項4目保育所費におきまして、負担金補助及び交付金7,015万6,000円が計上されておりますが、これは県補助金が90%であり、保育所の認可化促進や認可外保育園施設整備のためであるとの説明がありました。また認可化移行については、現在、8カ所から希望が出ているとの説明がありました。4款1項3目予防費におきまして、インフルエンザ接種委託料として4,246万1,000円が追加計上されておりますが、これは国が50%、県と市が25%ずつ補助するものであり、接種の補助対象者が非課税世帯全員に拡大したことによるものと説明がありました。委員から歳出の算定基準が歳入の算定基準と違うのはなぜかとの質疑があり、当局から歳出の算定基準は南部医師会との契約単価であり、歳入の算定基準は国の基準であるとの説明がありました。 △次に経済建設分科会所管であります。歳出、6款1項3目農業振興費では、さとうきび安定生産確立対策補助金として467万8,000円が計上されております。これはサトウキビ農作業の機械化体系を確立するとともに、農作業の省力化による生産性の向上を図るため、作業受託組織にハーベスターを導入するとのことであります。6款1項5目農地費では、基幹水利施設管理事業にポンプ分解点検整備業務委託料として588万6,000円が計上されております。これは地下ダムに設置してある水中ポンプを陸に揚げて点検整備するとのことであります。また市内農道等整備事業に工事請負費434万円が計上されております。これは阿波根地区、大里地区の2カ所の農道を整備するとの説明がありました。8款2項2目道路維持費では、市内生活道路整備事業として2,358万3,000円が計上されております。これは市内9カ所の生活道路の整備、改修を行うものとの説明がありました。審査の結果、お手元に配布してあります委員会審査報告書のとおり、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。なお、質疑に対しては、分割付託部分に係る各常任委員長の補足答弁をお願い申し上げ、委員長報告といたします。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 ◆16番(浦崎暁君) 自席から質疑を申し上げます。 総務分科会所管の平成21年度、扶助費、小中学校の要保護、準要保護について、委員からの質疑、それから当局からの答弁がありましたかどうか。それと審議内容についてお聞かせください。 ◆2番(比嘉譲君) 浦崎暁議員の質疑にお答えいたします。 市内小中学校の準要保護、要保護について、委員会でどのような質疑があったのか、また当局からどのような答弁があったのかという御質疑だと思います。委員からはまずは扶助費についてですね、市内小学校、市内中学校、数的に人数はどれくらいいるのかというような質疑がありまして、市内小学校で準要保護が498名、要保護が52名。それから市内中学校は準要保護が303名、要保護が31名。委員からの質疑は、子供たちの学力の低下と、準要保護と要保護の人数との関連はあるのかないのかという質疑だったと思います。教育委員会の指導部長より、市内小中学校の生徒の学力の低下と、ただいま申し上げました準要保護、要保護との関連については、詳しく分析はしていないがそのような問題が生じるようなことがあれば、先生方の創意工夫、指導によってその部分については解消できるという答弁だったと記憶しております。それからもう1点、審議内容ということでありますが、おおむねその部分についての記憶はありますが、それ以外については今ございません。よろしいでしょうか。 ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を終了いたします。 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する討論を許します。 ◆16番(浦崎暁君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に反対する立場から討論を行います。 △今度の決算認定について一言申し上げたいと思います。私は決算認定は12月ということを主張してきました。なぜならばこれだけの膨大な決算について認定するためには十分な時間をかける必要があると思うんです。継続審査にしていく、慎重審査をしていく、そのときに初めて決算認定ということが十分に審議される、それが担保されると私は思います。近年、行政評価ということが各自治体、そして国民の中からも要求されています。ですから本来ならば決算についても十分な時間をかけて審議していくことがこれまで以上に求められているのではないでしょうか。9月に認定を締め切ってしまう、そういうことになると、もし仮に決算について問題があっても審査ができなくなってしまう、そのことにつながるのではないでしょうか。今度の多数決による審議打ち切りは本当に残念でなりません。このことをまずは申し上げます。  平成21年度一般会計の実質収支に関する調書によると、歳入総額が247億6,975万650円で、歳出総額が242億9,917万1,195円となっています。歳入歳出差引額は4億7,057万9,455円となっています。昨年の政権交代後の予算編成ですが、この国家予算編成の大きな特徴としては、過去最大規模の予算で新規国債発行額は過去最高の44兆円、借金が税収を上回る戦後初の予算と言われました。その中には生活保護の母子加算の復活、子ども手当の創設など、国民の大きな運動の成果も盛り込まれていますが、後期高齢者医療制度の存続、障害者自立支援法の応益負担を残したことや、事業仕分けを大々的に宣伝していますが、莫大な軍事費や大企業への優遇などは改められていません。国の予算ですが、当然、本市の決算状況にも大きな影響があります。予算現額では民生費が約80億円と突出し、続いて教育費が約60億円、総務費が約39億円となっています。土木費は約21億円ということで公共事業の減少傾向が反映されていると思います。今後ともこのような状況は続くものと思います。またいわゆる借金を返す目的の公債費は約28億円となっています。本市も財政状況が厳しいといっては財政難をことさら強調しますが、自治体財政の悪化はそれぞれの自治体の歴史やさまざまな事情があると思いますが、私は国の責任も大きいと思います。この前の悪名高い三位一体の改革など、直接的に自治体財政を逼迫させました。今後はなぜ財政難なのかを当局みずからがきちんと解明し、広く市民に情報開示を進め、特に市が100%出資している土地開発公社などの経営・事業状況の徹底した情報公開、住民の合意形成が重要となっていることを指摘して討論を終わります。議員各位の御賛同をよろしくお願い申し上げます。 ◆2番(比嘉譲君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に賛成をし、平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算を認定すべきものであるとの立場から討論を行います。 本決算の概要につきましては、先ほど予算・決算特別委員長から報告がなされたとおりであります。本議会、議会運営委員会に本市の監査委員を務めております徳里勇夫議員より、9月定例会で決算認定を行うべきとの提案がありました。提案の主な理由は、1つ目に、市の財政状況、決算を速やかに市民に知らせることにより、市政に対する理解と信頼を得る。2つ目に、次年度の予算編成に資する。3つ目に、決算認定後の予算執行に資する。以上、大まかに3点でありました。議会運営委員会においては、12月決算認定を主張する意見もございましたが、全般的に9月定例会での決算認定については同意できるとのことであったと思います。しかしながらこれまでの本市議会は、12月定例会において認定してきた経緯があり、本定例会においては最終的に最大限決算審査を行い、それでも十分な審査の時間が足りなければ、12月定例会での認定を行う旨の合意形成がなされ、会期を当初予定されていた9月7日から9月28日までの22日間を9月7日から9月30日までの24日間と決定をしたものと考えています。 それでは本9月定例会において、決算認定制度の意義を十分に把握し、十分なる審議時間があったのかなかったのかの事実関係についてであります。1点目の決算認定制度の意義についてであります。決算認定の意義については、一般的に3つ挙げられるものと思います。1つ目に、歳入歳出予算執行の結果を総合的に確認し検証をして、予算効果と行政効果を客観的に判断する。それを市長はその後の予算編成と財政運営に生かし、私たち議会は予算審議と財政運営の批判と指導に役立てる意義であります。2つ目に、事前統制と事前監査の役割を果たすことであります。3つ目に、住民に対して決算審査を行う私たち議会を通じて市の財政の実態を知らせて、理解と納得を得るという意味で財政の民主化を徹底できるという意義であります。決算はただ単に認定して終わりではなくて、その結果を私たち糸満市の財政運営の一層の健全化と適正化に役立てるという将来に向けての前向きの意義が重要であるものと考えます。以上のことから言えることは、決算の望ましい早期調整、早期審査、早期認定であります。そのためには決算認定制度の前向きな意義を十分に理解をして、会計責任者、市長、監査委員、そして私たち議会の4者が一体となってそれぞれの職分を果たし合うことが何よりも大事であります。9月定例会に決算が提出される自治体が全国に広がってきていることはこのような考え方によるものであると考えます。 それではただいま申し上げました観点から、本定例会において十分な審査をする時間があったのかなかったのかについてであります。審査を託された総務委員会、経済建設委員会、民生委員会の各常任委員会の審査状況を見れば十分な審査をする時間はあったものと判断せざるを得ません。その判断根拠となるものが審査予定時間と実質審査時間の事実認定が明白だからであります。以上を申し上げましたとおり、本市議会議員の責務として、平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定を本9月定例会において認定されるべきものであると考えます。私が本会議場、議会運営委員会において再三申し上げています本市議会改革の大きな一歩になるものと確信をいたします。各議員の御賛同をいただきますよう、そして市民の皆さん、市職員の皆さんへの御説明、御報告あわせて御理解をいただきますようお願いを申し上げまして、討論を終わります。 ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午前11時57分)(再開宣告午後1時05分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 ◆18番(伊敷郁子君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。 従来、一般会計歳入歳出決算は12月定例会において認定されるものでした。しかし今議会の議会運営委員会において、市民に早目に公表すべきであるとの観点から9月定例会認定の意見が出されました。ところが委員の中から来年のことはわからない、つまり来年決算認定を9月に行うかどうかわからないという発言もあったと聞いています。結局、議会運営委員会の結論は決算審査を進めてみないとわからない。来年から9月定例会認定を目指し、本年度は従来どおり12月認定を前提とした審査を行うことに決定したものと私は聞いておりますし、また議会事務局のメモの中身もそのようになっていたと理解しています。ふたをあけてみないとわからないという言葉どおり、今議会は土地開発公社の決算報告に対する疑念が噴出しました。今議会のみならず、今後の審査の最重要課題になるものと思われます。 さて、一般会計、特別会計の決算審査において、数々の質疑が行われました。当局の説明によって納得した議員、納得できない議員それぞれではありますが、12月定例会に向けて9月定例会閉会後、各自が納得のいくよう調査する時間を設けるのが従来の議会運営だったのではないでしょうか。私は議員の本分は市行政全体のチェックであると思っております。十分な時間をかけて審査をするのは私たち議員にとって当たり前のことではないかと思います。私が所属しております経済建設委員会は農政課、農村整備課、海人課、商工観光課、建設課、都市計画課、下水道課、この7つの課だけでも指名競争入札が62件、随意契約が116件あります。私ももちろん勉強不足で大変申しわけないんですが、経済建設委員会の所管すべてを理解しているわけではありませんので、もっと十分に時間をかけて審査をするのが当たり前だと思っておりますし、そのために私どもは市民の負託を受けているものだと思います。沖縄県議会では決算認定については、定例会閉会後、決算特別委員会が開かれております。議会改革の一環として検討すべきではないでしょうか。資料要求の方法も含め、仕組みを変えぬまま、性急に本定例会において認定するのは、みずから議会の権能を狭めるものであります。各議員の御賛同を求めて討論を終わります。 ◆10番(徳里勇夫君) こんにちは。委員長報告に賛成の立場から討論を行います。 本市の一般会計予算現額は1,000円単位で申しますと、271億9,490万2,000円、収入済額247億6,975万円、不納欠損額2,498万8,000円、収納未済額19億6,198万8,000円となっております。不納欠損額の主なものは市税で2,212万円でありますが、一般会計としては42.4%減少しており、未収金は主に繰越事業に係る国庫支出金11億2,668万8,000円、県支出金1億4,352万7,000円であり、事業が完了すれば収納されるものであります。その他の未収金につきましては主に前年度からの繰越金であり、その対応としては文書や電話等による督促が行われており、未収金の収納には十分努力がなされていると認められます。歳出につきましては、支出済額242億9,917万1,000円、翌年度繰越額24億6,280万9,000円、不用額4億3,292万1,000円となっておりますが、繰越額の主なものは小学校、幼稚園校舎等に係るもので、教育費18億2,353万6,000円となっており、繰り越しにつきましては、真にやむを得ない事情により生じたものと認められます。剰余金につきましても基金に1億5,000万円が繰り入れされ、適正な処理がなされております。 以上のように予算執行は議決予算に沿ったものであり、計算の間違いもなく、支出命令にも符合し、収支は法令に沿っており、予算執行の結果は行政効果、経済効果に大きく寄与していると思われます。また実質収支、財政力指数、経常収支比率、公債費比率から見ても適正な財政運営がなされていると認められます。以上のことから私は決算の認定に賛成であります。 次に今定例会で決算認定をすることが大変重要なことであり、12月定例会までの継続審査にすることは大きな損失になるのではないかと思います。議会運営委員会の方々がそのことを十分認識され、審議期間に配慮されていると思います。まず1つ目に、決算内容の事業等は、予算審議において十分になされていることから、それほどの期間を要しないのではないか。2つ目に、議案件数の多い3月定例会とほぼ同じく審議期間が確保されていること。3つ目に、市議会議員選挙のある場合の決算認定時とほぼ同じ期間が配慮されていることなどからその意図は十分読みとれると思います。以上のことを踏まえ、私は次の理由から今定例会で決算認定を行うべきだと提言いたします。1つ目に、市の財政状況を速やかに市民に知らせることにより、市政に対する理解と信頼を得る。2つ目に、次年度の予算編成に資する。3つ目に、決算認定後の予算執行に資する。4つ目に、市長等の業務執行が計画的かつ円滑に行われる。5つ目に、議会改革の一環である。 以上であります。よろしく御賛同のほどお願いいたします。 ◆8番(大田守君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、従来どおりの12月定例会での認定を求め、委員長報告に反対の立場から討論をいたします。 早期の審査、早期の認定、そして早期に糸満市民に対して糸満市の決算のあり方を知らせるのは当たり前です。私たち議会の当たり前の姿であります。だがしかし、慎重審議を期さなければなりません。前年度決算認定は、今まで市議会議員選挙の年を除き、慣例として12月定例会での認定が行われております。これも慎重審議を期しての認定だと私は思っております。今回は唐突に9月定例会での認定ありきの議論がなされ、その後、審査をできるだけ努力するとの申し合わせで2日間の期間延長がなされました。これは何も急いで9月定例会中での認定をするのではなく、9月定例会だけでなく、閉会中でも議員みずから独自の調査ができて、12月の認定でもよいとの認識だったと私は考えております。 12月認定では新年度予算に支障を来すとの意見も聞こえますが、従来の12月認定でもこれまで何の支障も起きておりません。ただひとつ、私たち市議会で暫定予算を組んだことがございます。これは12月認定とは全く別次元の問題でありました。また従来の12月認定は、247億6,975万円の膨大な数字の審査を開会中だけでは十分な慎重審議をする時間がなく、各議員が独自の方法で閉会中の審査、調査を行うことで、開会中の委員会の中で足りなかった調査時間を補うものであると私は思っております。それが委員会でのよりよい審査、審議を行うもととなるものであります。事実、今回、定例会の中で質疑した議員が納得いく説明もないまま、委員会で強行に近い採決をしたり、まだ調査の時間が欲しいという意見も取り上げられず、同じく委員会での強行に近い採決も行われたように私は感じております。 また閉会中の調査は所属委員会に付託されたもの以外の調査をする機会を与えることとなります。私たち総務委員会では21部局の審査をいたしております。その期間中にほかの民生委員会、そして経済建設委員会のものを見てみたいと、調査してみたいというのがあったにしても、また市民からそれを調査してほしいという意見があったにしても、この9月の開会中の中では時間的に無理なものがございます。各議員がより多くの審査に加わることによって、私たちの議会は市民から負託されたことをしっかりと遂行できるものだと私は考えております。そしてそれにより、より多くの審査、つまり市民の負託にこたえることができるものだと私は考えております。事実、今回、強行的な採決に近い行為で委員会採決がすべて終わりました。だがしかし、その後に疑問点も幾つか出ております。6,000万円以上の工事が年度を越してやっと平成22年度の7月か8月に完成しているはずです。ただその点に関しまして、繰り越しされたはずの2,000万円以上の繰越額の証明が見当たらない。こういったことが事実見受けられます。本当に私たちはそのように早目の調査、審査をして、採決してよかったのでしょうか。 私たち議会は行政の審査権を市民の皆様方から負託され、市政の公正、公平な執行と効率的な予算の配分等の審査が大きな仕事の一つであります。今回のような強引な、強行採決に近いような形では議会みずからが市民から負託された行政の審査権という、その権利を放棄するようなものであり、市民から見ればまさしく背信行為に当たるものだと私は感じます。平成21年度決算を慎重審議もすることなく、急いで認定することは私たち議員みずからが議会の機能を放棄することであり、すべての市民から議員に寄せられた信頼を失うことになります。 再度申します。背信行為と市民から思われかねないこのような議決は、本市議会の信頼を損なう行為であり、私たち議会の自殺行為であります。認定を従来どおりの12月定例会とし、詳細な調査と慎重審議ができる議会に私たち議員みずからが戻してまいりましょう。議場の皆様方の賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午後1時21分)(再開宣告午後3時17分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 ◆13番(玉城安男君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に賛成の立場で討論させていただきます。 先ほど討論の中で2,000万円以上の証明が見当たらないという話がございました。委員会の説明資料の中において記入漏れの不備がありました。決算書においては間違いがございません。また本委員会においては質疑等が出ませんでしたので、これに関しては話し合いは持っておりません。それで私としては、9月のこの今議会において、決算のほうも十分に時間が取れているということで感じ取っております。 以上、賛成の立場の意見を申し上げました。ありがとうございます。 ◆17番(玉城和信君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、反対の立場で討論をいたします。 まず初めに、先ほどから討論者が述べていることについて、少しばかり反論をしてから中身に入っていきたいと思っております。まず一番大きな問題は、監査委員である徳里議員から今度の決算認定について9月定例会でやるべきだという提案がなされ、それが認められ結果的には今定例会で認定するという方向に向いたわけでございます。私は徳里議員に議会運営委員会のときにも申し述べましたけれども、徳里議員あなた勉強不足ですよということを大きな声で私は言いました。と申しますのは、平成19年6月5日発行、3月定例会の一般質問の議会だよりがあります。この中でこういうことを言っております。決算について、「次年度予算編成前の9月定例会で決算を認定することは考えられないか。そこで①事務処理の状況について、②議会の審議状況について伺いたい」ということを質問をしております。そして答弁のほうは「議会の決算審議状況については、市当局として回答できる立場にないが、日程を含め議会の審議状況や決定を尊重している」ということで、つまりですね、これは当局に質問すべきものではないんです、徳里議員。そういうふうな、本当にこれは議員として最低限の勉強をしなくちゃいけない問題なんです。これは議会が認めることであって、当局が認めるものではないんです。提案したものを議会で認めるかどうか、議会がやるものです。そういうことで大きな声で私は勉強不足だということを言いました。それともう1点、地方自治法第199条及び第185条の2の規定によりますと、議員のうちから選任された監査委員が、議員として本会議で明らかに質問などの活動を行うことは本項に抵触するものと言えるということであります。そういうことで討論についても本来適切ではないと私は思っております。確かに議員だからできることはできます。しかしながら監査委員として、ほかの議員の皆さんに押しつける結果になるんです。そういうことで地方自治法第199条及び第185条の2の規定はこのようにうたわれていると私は思います。そういう意味で今回徳里議員が討論したことについても、私は不適だというふうに指摘をいたしたいと思います。 続きまして2点目でございますけれども、今議会で非常に汚点を残した点があります。と申しますのは、総務委員会で委員外質疑をしたいという申し出がありました。それについて反対ということでできませんでした。これまで本糸満市の市議会でそういうことを、委員外質疑ができなかったというのは初めてじゃないかと思います。記録にないと思います。そういうようなことでこのときに私が非常に残念に思ったのは、きょう本当は来ていただいたらよかったと思います。喜納正治議員、彼が大きな声で反対ということで言っているんです。私はまさか社民党という少数政党が少数意見を大事にすべきだと常々申し述べている政党の、ましてや沖縄県連の副委員長までやっている方、ナンバーツーまでやっている方です、こういう方がここまで言うのかということで非常に残念に思ったのです。それで私は社民党の中央本部に電話を入れて聞いたんです。いや、これは適切じゃないという、私はあえて電話を入れました。そういうことで本当にこういうことがあってはいけない。だがしかし、私は評価しないといけないのが1つあります。それは譲総務委員長であります。ここでこういうことを言っております。採決した後です。「基本的には総務委員会としても本委員外質疑の申し出については、今後とも前向きにしっかりと対応していく」ということを述べております。そういう面では譲議員は総務委員長としてああいう反対者がいる中で、もう仕方がないことだったとは思いますけれども、これは高く評価せざるを得ない。余り好きなタイプじゃないんですが、そういうことで結果的には評価してしまいました。 次に今さっき安男議員が申し述べておりましたけれども、川尻親田原線(報得川人道橋)改修工事の問題だと思いますけれども、この部分について説明が不十分であったと。そして記入漏れもあったということを認めているんですね。委員長そのものが認めているので、こういうものを認定するわけにはいかんでしょう。だから決算というのは何百億円、恐らく一般会計で二百何十億円ですか、特会を含めて400億円近くでしょう、この400億円近くをこの期間でやるというそのものが間違っているというふうに言わざるを得ない。当然、土日があるかもしれません。だがしかし、ほかの市議会やほかの市町村のほうが間違っているのか、糸満が正しいのか。譲議員は改革の第一歩であるということを言っておりました。しかし本当に改革の第一歩であれば突拍子に出してその場で決めていくということが本当に改革の第一歩になりますか、決してそうにはなりません。もしそういうことであれば、もっと慎重に審議をして、改革の第一歩にしようとお互い合意でやっていこうと、それで合意をするためには全会一致が前提なんです。この全会一致しないでやるということそのものが間違っている。そういうことでこの決算というのは、本当に私どもは、ほかの市町村も、県議会もそうやっているわけですから、こういうことをきちっと何でそうなっているかというのを踏まえていくならば、短期間にやるべきものではないということを明確にしたいと思います。 今後とも議会改革いろいろあろうかと思います。しかし突拍子に出てきたものを改革だ、改革だという名のもとでやっていくのはいかがなものかと思うのであります。そういうことで私はこの認定そのものをできないということを申し述べます。さらにもっと詳しいことについて指摘していきたいと思っておりましたけれども、ちょっと忘れてしまったので、大きくメモしている部分だけやります。 この決算の中でプロ野球キャンプ誘致、温泉開発の部分がなかったわけであります。しかしながら予備費というものがありますから、この予備費の中から、少なくともプロ野球キャンプ、財源が厳しい、財源が厳しい、温泉も財源が厳しいというのであれば、予備費の中からでもこの決算に出していただければ幸いだったなと思います。今議会において出されたこの決算の中においても4億何千万円かが黒字になっておりますよね、そういうことを考えますと、この黒字というのは中身は具体的にわかりませんけれども、やはり糸満市は第二の夕張と言っておりますから、もうちょっとそういう発言がないように、もっと決算の中でも財源を生むような、予算で組まれなかったら予備費を使ってでもやっていくということが必要だったのではないかと思います。 もう1点、今議会、今決算の中で認定するにはいろんなことがありますけれども、非常に重要なものは随契の問題があるんですね。特に経済建設委員会の中で我が民主党の郁子議員が詳しく、綿密に調べたのが116件の随契があるということなんですね。随契というのは法の網をくぐるというふうに、悪意であればそう言えるんですね、悪く言えば。悪く言えばそういうふうになりますよ。悪意を持ってやればそういう随契というのは使えるんです。116件の随契があるということについては私は非常に残念だなと。我々の総務委員会、また民生委員会の中に何件あったかというのは私は詳しく調べておりませんけれども、そういうふうに随契が多いということは不正につながる可能性があるということでありますので、そういう面についても私はもっと時間があれば詳しく調べることができたなと。だがしかし、今回2日、3日ということでゆっくり落ちついて調べることができなかったことが残念であります。 そういうことで今決算の中身についてはいろいろ不透明な部分も、先ほど守議員からありました件も含め、認定には反対をいたします。 ○議長(上原勲君) 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。 休憩いたします。(休憩宣告午後3時31分)(再開宣告午後3時31分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 ◆22番(新垣安彦君) 認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、委員長報告に賛成の立場で討論を行わせていただきます。 先ほど反対討論の中でこのようなことを申し述べておりました。各委員会において強行的に採決がなされたという表現がなされておりましたが、私どもの民生委員会で私自身は、きちんと事務当局からしっかりとした形で説明がなされ、認定について反対の方、そして賛成の方のしっかりと説明がなされた上で採決がとられたと思慮しております。そのような中で強行的に採決がとられたという表現の仕方というのは明らかに間違っていると指摘をしたいと思っております。今回のこの決算認定におきましては、先ほどいろんな指摘もございましたが、特に経済建設の中での決算認定においては、決算においての記載事項はきちんとなされておりましたけれども、説明資料における記入が漏れていたと本員は解釈しているところであります。そのような中で今回のこの決算認定におきましては、しっかりとした会期日程がとられ、そして各委員会でその質疑がなされた上で、特に市当局に対しての再質疑の申し出もなく、粛々とスムーズに決算認定が進められたと認識をしているところであります。今回、この会期日程の間で決算認定を進めていき、そしてそれがきちんと伴うものであればそのことについてきちんと対応をしていただきたいという旨の議会運営委員会での申し合わせ事項でございました。となりましたならば、今定例会での決算認定についての質疑もすべて終了したということになれば、質疑を終了し、採決を行っていくのが当然かと思慮します。そのような中で今回委員長から報告のございました件につきましては、しっかりと審議が尽くされて、そして委員長報告がなされたものと思慮し、本員の認定第1号に対する賛成討論といたします。 ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 本件に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本件に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △認定第1号 平成21年度糸満市一般会計歳入歳出決算の認定について、本件に対する委員長報告は認定であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 14人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件は、委員長報告のとおり認定されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) △議案第49号 平成22年度糸満市一般会計補正予算(第2号)、本案に対する討論を許します。 休憩いたします。(休憩宣告午後3時36分)(再開宣告午後3時36分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 ◆8番(大田守君) 議案第49号 平成22年度糸満市一般会計補正予算(第2号)に対して、委員長報告に賛成ながら一部指摘をして討論をしたいと思っております。 一部指摘がございます。その点だけ述べて討論をさせていただきます。2款総務費、1項総務管理費の中の6目企画費、8節報償費がございます。その中で選定委員会委員報酬費12万円が組まれております。これは4月に新しく選定されますスポーツロッジの選定委員会の費用でございます。委員会の質疑の中で、私は1点引っかかるものがございました。これは選定基準が決まっておりますかという質疑をいたしましたら、選定基準は決まっていない。じゃあ募集要項で募集はされていますかと、もう募集は開始されておりますと。じゃあ締め切りはいつですかと、9月10日でありますと、あと2日後でございますという答えがございました。普通であれば選定基準をつくり、選定基準をもとに募集要項をつくり、そして募集をかけ、それから応募された方々に対して前につくった選定基準をもとにして選定をする。この方法が本来のやり方であると私は思っております。その方法でなければ市民からいろいろな疑惑の目で見られてもしようがないと思っております。私は市として、公正、公平に、市民の皆様から疑惑の目で見られないような形の選定をやるべきだと思っております。このスポーツロッジの選定委員に関しまして、再度、私は選定委員会をつくって、そして選定基準をつくり、それをもとにして選定案をつくり、募集要項をつくり、募集をして締め切り、最初につくった選定基準でもって選定していくという、その方法をやるべきだと思っております。ぜひとも執行部の再考をよろしくお願い申し上げまして、賛成の立場より討論を終わらせていただきます。 ◆21番(玉城和信君) 議案第49号 平成22年度糸満市一般会計補正予算(第2号)について、賛成ではありますけれども、指摘したいと思います。 まず総務費、先ほど大田議員からありましたスポーツロッジの選定委員会の報償費について述べたいと思います。スポーツロッジを民間委託、いわゆる指定管理にするということでございますけれども、これは非常に残念であります。これまでずっと黒字が続いていたと私は思っておりますけれども、裕常市長になって赤字が大きくなったのではないかと思うのであります。そういう面においては、赤字にして結果として民間委託、指定管理というのは民間委託と同じだと思うのでございますけれども、そういうことでやるということは非常に残念であります。第三セクターで、ある一定の利益を上げていたということは全国的に非常に高く評価されていたのではないかと思います。私もよく利用しますけれども、やはりランチなどはおいしいです。よくいっぱいになりますし、また模合などでも我々は使ったりしておりますけれども、非常に評判がいい。そういう中で何で赤字なのか。ホテルができたから赤字だということを言っておりましたけれども、ああいう大きなホテルができたら、またそれを相乗効果として結びつけるのも経営者の役割だと思います。それは当然管理者である、トップである市長がその指揮をきちっとやればそういうことができるものだと思います。また私は常に申し述べておりますけれども、本糸満市はアマチュアスポーツのメッカということでやっておって、2月、3月は満杯だということを聞いておりますけれども、しかしながらこの経済効果というのはいまだ出してこない。この経済効果を出すことによってある一定の認識はできると思うんですが、しかしながらプロ野球キャンプと比較すると雲泥の差があると思うんですね。プロ野球キャンプの場合には8億円とか、10億円とか、那覇市においては19億円という新聞報道がなされております。そういうことを考えますと、なぜプロ野球キャンプを誘致することをしないのか。土地開発公社から3億円もの出費するお金があるが、これがもったいない。それによって夕張になるんじゃないかといううわさを流した13人の議員もおりましたけれども、そういうことでは市の発展はないんです。ある一定の冒険もしなくちゃ、冒険ではないんですが、そういうこともやらないといけないんです。そのことによってこのスポーツロッジは明らかに黒字になると私は思います。そういう面においては、この選定委員会そのものは私は認めたくありません。修正案を出したいのでありますけれども、我々の中で合意が得られなかったので指摘するということになったのであります。そういうことの中において、選定の基準は決まってはないが、そういうふうに募集をするということでありますが、またこれも不透明なことが起こるのではないかと非常に心配をしております。 次に民生費の児童福祉費のところで、認可外保育園認可化選考基準作成委員報償費となっております。御承知のように、去る3月定例会でしたか、6月定例会でしたか、大地の子保育園のことで傍聴人もたくさん動員されて議決したわけでございますけれども、これにつきましては私ども平成16年だったかと思いますけれども、大いにもめました。何回も民生委員会の中で議論もしました。しかしながら賛成多数で決定したわけであります。その中で問題になるのは選定基準の問題なんですね。1つだけ抜けていたのは、環境問題が抜けていたんですね。意図的に環境問題を抜いたのではないかということで、先ほど私も議事録を読み返してみたんですが、奥村議員がきちっと指摘しております。この環境問題を抜いたことによって大地の子保育園が取ったと、取ったという表現がいいのかどうかわかりませんけれども、そういうことがきちっと述べられており、また私も同感だと思っております。そういうことで今回も新しく保育園をつくるのに総体的なものを見ないで、部分的にこの保育園を認可するために、都合のいいようにつくるんじゃないのかなという心配もしております。そういうことがあってはいけないんです。それと同時に、そのときに座波保育所の問題もありました。今、座波保育所は車がとめられない、駐車場がないんだということでいろんな問題が起こっております。そういうことも総合的に判断してやっていかなければいけないものだと思います。 私は認可園の問題については非常に問題があるなと、少子化対策というのは問題があると思うのは、御承知のように、認可園においては多くの方々が知っていると思いますけれども、ゼロ歳児を預かった場合には年間200万円近くの委託費がもらえると。そういうようなことはだんだん知っているかと思いますけれども、これが果たして少子化対策なのか。子ども手当わずか1万3,000円、2万6,000円なんですね、それは中学3年生までなんですね。その中学3年生までで5兆円ぐらいなんです。今、4歳までの子育て支援に4兆8,000億円使っているんです。そういうことを考えますと、この認可保育所というのは非常に問題だと思っています。そういうことで私は、去る6月でしたか、何月かに内閣府の副大臣が沖縄に見えて勉強会をしようと、県議会の中で私ども民主党の議員が集まってやろうとしました。しかしながらその日に鳩山総理大臣がやめてしまって、その勉強ができなかったんですが、そういうことでこの認可保育所というのは、私はある一定、認可外も含めた形での予算の出し方というのを総合的に判断すべきじゃないかなと。認可園を優遇して、認可外を冷遇しているというふうに言わざるを得ない。ある新聞によりますと、平成18年でしたか、8月の新聞に県議会で取り上げられた、当時は我が民主党の県会議員でありました赤嶺昇議員だったと思うんですが、公的予算が認可外の168倍、認可園に出されていると新聞に大きく載っていたことを今思い出しました。そういうことでこれからこの認可園についてはある一定の問題もありますけれども、しかしながら今の時代の流れでしょう、仕方がありません。 次に生活保護費についてであります。今、非常に不況で本当に生活するのに大変だと、本当に今の状況、自民党政権が60年続いたということでなっているんでしょう。だがしかし、民主党政権はこれを1年で解決しようと思ったんですが、鳩山政権がやめてしまってどうなるのかと心配しておりますけれども、生活第一という立場で、私どもはコンクリートから人へということでこの理念に基づいてやっていかないといけないと思って生活保護がふえないように、だがしかし、生活保護を受ける方については当然それなりのことをやっていかなければいけないのではないかと思います。 次に予防費の問題でございます。インフルエンザワクチン接種委託料でございますけれども、この予算につきましては国が50%、県が25%、市が25%ということでありますけれども、先ほど討論の中で申し述べましたように保険制度の問題、今の日本の保険制度は病気にならなければ保険がきかない、予防医療には保険がきかない、このことそのものが大きな問題だと思っております。だがしかし、私も民主党の市議会議員でありますから、国会に出て行くわけにはいかないので、法律を改正することができないのが非常に残念でございます。そういう意味では早く私自身も国会に出て行かざるを得ないのかなという思いを持っているわけでございます。そういうことでこの保険制度そのもの、インフルエンザの予防接種、また先ほど女性特有のがん検診についても35%の検診率があると。そういうことについてももっともっと検診率を上げて、予防医療に力を入れて、医者が暇になるように。同じことを繰り返すようですけれども、リンゴが赤くなると医者が青くなる、風が吹けば桶屋が儲かるということにならないように。保険制度そのものが性善説でできているものですから、この辺のところは非常に私は日本人全体が性善説がきちっと履行されるような方向に向けばすばらしい日本になるなという思いを持っているのであります。 さて農業問題でございます。農業振興費でございますけれども、ハーベスターが導入されるということで、国が60%、県が20%、組合が20%ということであります。サトウキビの生産が非常に厳しい経営状況、サトウキビを生産するのに日当が2,500円ぐらいにしかならないんじゃないかなという話もあります。そういうことでは、私どもはハーベスター導入をどんどん推し進めていただきたい。そういう面ではまた市のほうとしても大いにバックアップしていただきたいと思います。 次に農地費のほうで委託料のポンプ分解点検整備委託でございますけれども、地下ダムのポンプを地下から引き上げて点検整備をするということで、588万6,000円であります。私はこの地下ダムについてもコンクリートから人へという意味合いでは反対の方向に向いていたんじゃないかなと。本体工事で300億円、そして附帯工事で300億円、合計600億円かかっているんですね。その残りの300億円については配管布設をするためなのでいいと思うんですが、300億円も地下ダムに取水壁をつくってやるということそのものは、本当に環境を悪くする。そういう意味では本来の自然を守る、そして農地を守るという立場からは間違っていたのではないかと。そういうことで私ども米須、山城地域では被害が起こって、その対策としてまた多額のお金がかかったと。幸い議会の議決も得て、国会に陳情をし、またこれを総合事務局は認めていただいて、2億近くの補償金をいただいたわけでございます。そういう面においては、これから国がやることはすべていいということではなく、やはり地下ダムをつくるのではなく、今ある地下水をどのように活用して、どのような水量があるのかということを調査していったならば、300億円はかけなくても大丈夫だったんじゃないかと。その分、農家の戸別所得補償方式に変えていけば農家は安定した経営ができたんではないかと思います。そういう意味においては私は民主党の言う農家の戸別所得補償方式、コンクリートから人へという理念に基づいてやっていくべきだと思います。 次に土木費についてでございます。道路維持費のほうでございますけれども、工事請負費の1,670万5,000円でございますけれども、この件については生活道路を整備すると。9カ所整備するということでございます。これまで生活道路については単独予算だということで、なかなか進まなかったのであります。しかしながら民主党政権になってきめ細かな臨時交付金というのが出まして、それぞれどの予算にも使え、どの部分にも使えるということがありまして、この予算で地域の生活道路はかなり舗装されたり、整備されたりやってきたのではないかと思います。そういう面では我が糸満市においても民主党政権の恩恵を受けていると私は思っているのでございます。そういう意味においてこれからさらに長く続くならば、さらに糸満市はよくなるだろうと思っております。 次に土木費、都市計画費についてでございます。100万円計上されている国道331号糸満道路高架下等利用計画策定と…、これについてでございますけれども、南風原町などを見ますと橋げたの下を大いに利用しているような感じがします。そういう面では糸満市にはどのような方法があるのかということで策定するということでございますけれども、常に糸満市のやり方として、私の記憶には専門家に委託する、専門家がやったからいいというようなことが往々にしてあるのではないかと思います。そういう面では専門家ではなく、本当にこれから利用するという方々が計画は策定したほうがいいじゃないかと思います。恣意的な形でだれを選ぶというのではなくて、本当に橋げたの下をきちっと整備して、大いにまたこれを活用したいと本当に思っている方々を募集して、公募して、この方々を策定委員にしていけばいい橋げた利用ができるのではないかと思います。 土木費の住宅費についてであります。今、市営住宅、県営住宅はいつも満杯状態であるようでございます。そういう意味においてはもっともっとつくるべきだと思っておりますけれども、この何年か、もう十何年か、糸満市は市営住宅をつくっておりません。特に私ども三和地域においては1軒も民間アパートもありません。しかしながら民間アパートが最近喜屋武のほうにできているようございますけれども、これも既存宅地という限定された土地にしかできないということを聞いております。そういう意味では市のほうとしても県に申し入れをして、この都市計画法の問題を改正させると。この糸満市の三和地域においては、那覇広域圏の調整区域になっているようでございますね。そういうことで民間アパートをつくるのは非常に難しい。そういう状況であるなら、これができるまでの間は三和地域にも市営住宅をつくっていただけるならば幸いだと思っております。ぜひ市長、つくっていただきたいという思いを持っております。 最後になりますけれども、議会費についてであります。本議会で私は非常に期待をしていたのが尖閣諸島の問題でございますけれども、この議会の中でそういう尖閣諸島の議決案件が出ていなかったことについて残念に思っております。これについて民主党政権に対する批判がありますけれども、しかしながらそれで本当に民主党政権を批判してもいいのでしょうか。私は民主党政権を批判する前に、まず自民党政権が行ったことを反省しなくちゃいけないのではないかと思います。平成4年、中国人の活動家が尖閣諸島に上陸しましたよね。この上陸をしたときに本来ならば逮捕すべきなんです、法律違反ですからね。領海侵入ですから逮捕しなければいけないんですが、逮捕しないで送り返したんですね。だがしかし今回は逮捕したんです。その違いはどこにあるのかと。そのことをきちっと踏まえれば民主党政権と自民党政権との違いがあるものだと思います。 以上、申し述べて私の討論といたします。 ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午後3時57分)(再開宣告午後3時59分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 お諮りいたします。 本案に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって本案に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △議案第49号 平成22年度糸満市一般会計補正予算(第2号)、本案に対する委員長報告は原案可決であります。本案を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。 起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本案は、委員長報告のとおり原案可決されました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時00分)(再開宣告午後4時18分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 △「糸満南小学校」の移転建築に伴う安全対策の実施についてを議題といたします。  本件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(比嘉譲君) お疲れさまであります。本総務委員会に付託のありました「糸満南小学校」の移転建築に伴う安全対策の実施についての委員長報告を行います。 本件は、糸満市立糸満南小学校PTA会長から提出されたものであります。陳情の主な内容は、来年度から潮崎地区の新校舎への通学が始まり、約8割の児童が交通量の多い国道331号バイパスを横断する試算があることから、安心、安全な通学路の確保を求めるものであります。 審査の結果、市長及び教育委員会において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △「糸満南小学校」の移転建築に伴う安全対策の実施について、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 「「義務教育費国庫負担の拡充」のための意見書採択を求める陳情」を議題といたします。 本件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(比嘉譲君) 総務委員会に付託のありました「義務教育費国庫負担の拡充」のための意見書採択を求める陳情について委員長報告を行います。 △本件は、沖縄県教職員組合島尻支部執行委員長から提出されたものであります。陳情の主な内容は、教育的な環境に地域間格差を生じさせないよう国の責任で全国均一の教育を保障すべきであること。義務教育費国庫負担制度について、国の負担を現在の3分の1から2分の1以上に拡充することを要請するものであります。  審査の結果、願意妥当の意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △「義務教育費国庫負担の拡充」のための意見書採択を求める陳情、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) △「「30人以下学級の早期・完全実現」のための意見書採択を求める陳情」を議題といたします。  本件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(比嘉譲君) 総務委員会に付託のありました「30人以下学級の早期・完全実現」のための意見書採択を求める陳情について委員長報告を行います。 本件は、沖縄県教職員組合島尻支部執行委員長から提出されたものであります。陳情の主な内容は、学校現場では個々に応じたきめ細かい指導や授業が求められているとし、30人以下学級の早期実現のための諸施策の推進を要請するものです。 審査の結果、願意妥当の意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △「30人以下学級の早期・完全実現」のための意見書採択を求める陳情、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) △「核兵器の廃絶と恒久平和実現に関する意見書の決議について(お願い)」を議題といたします。  本件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(比嘉譲君) 総務委員会に付託のありました核兵器の廃絶と恒久平和実現に関する意見書の決議について(お願い)について委員長報告を行います。 本件は、平和市長会議の会長及び副会長である広島市長と長崎市長から提出されたものであります。陳情の主な内容は、広島市と長崎市が主催する平和市長会議が2020年までの核兵器廃絶を目指す2020ビジョン核兵器廃絶のための緊急行動を策定した。その具体的な道筋を示すヒロシマ・ナガサキ議定書がNPT再検討会議で採択されるよう国に対して働きかけてほしいというものであります。 審査の結果、願意妥当の意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △核兵器の廃絶と恒久平和実現に関する意見書の決議について(お願い)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) △「核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書および決議の採択について(陳情)」を議題といたします。  本件については、その審査を総務委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆2番(比嘉譲君) 総務委員会に付託のありました核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書および決議の採択について(陳情)について委員長報告を行います。 本件は、日本労働組合総連合会沖縄県連合会(連合沖縄)会長から提出されたものです。陳情の主な内容は、NPT再検討会議で実効性ある核兵器廃絶の合意がなされるよう国に対して働きかけてほしいというものであります。 審査の結果、願意妥当の意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △核兵器の廃絶と恒久平和を求める意見書および決議の採択について(陳情)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) △糸満市親子通園事業に関する陳情を議題といたします。  本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆14番(新垣新君) 糸満市親子通園事業に関する陳情について委員長報告を行います。 本件は、糸満市の発達支援の充実を考える会代表から提出されたものであります。本委員会では9月24日に陳情願者を参考人としてお招きし願意を伺いました。陳情の主な内容につきましては、①親子通園事業「ぐんぐん」をがじゅまる児童センターの一角ではなく単独で開催できる場所へ移転するとともに適正な人材配置をお願いしたい。②親子通園事業移転の際には週に5日間の療育日を設定してほしい。③親子通園事業「ぐんぐん」が地域での発達支援センター的役割を担うために専門性を高めるよう人材育成に努めてほしい。④親子通園と教育委員会との連携を深め、就学に向けて途切れない支援が継続できるようにしてほしい。⑤特別支援教育について支援の継続を図るために、乳幼児期から学童期についての移行支援をシステム化していただきたい。以上5点についての要望であります。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △糸満市親子通園事業に関する陳情、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) △墓地建設に関する要望を議題といたします。  本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆14番(新垣新君) 墓地建設に関する要望の委員長報告を行います。 本件は、摩文仁自治会長から提出されたものであります。本委員会では9月24日に陳情願者を参考人としてお招きし願意を伺いました。本件の主な内容につきましては、墓地建設の際、3点あります。①市は、自治会、地域住民に十分な説明をすること。②自治会と地域住民の合意を得ること。③隣接の地主の同意を得ること。以上3点についての要望であります。委員から許認可権は県にあるが、市当局も配慮して対応してほしいとの意見がありました。 審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 ◆8番(大田守君) 墓地建設に関する要望について、委員長報告に賛成する立場より討論させていただきます。 △本件は、糸満市の観光振興に資するとの目的で全国唯一の戦跡国定公園地域へ認可されたサラバンダ公園跡地への公益団体による墓苑開設に対しての摩文仁区からのやむにやまれぬ要望であります。本件につきましては、摩文仁区として絶対反対の意思を表明し、幾度となく市、県へ摩文仁区全体の反対者名簿を添付し陳情されております。しかしその県に対する意見書の主なものは…。 ○議長(上原勲君) 休憩いたします。(休憩宣告午後4時36分)(再開宣告午後4時36分) ○議長(上原勲君) 再開いたします。 ◆8番(大田守君) しかし市の県に対する意見書の主なものは、「市外からの墓地需要が高く、市内各地に個人墓地造成の申請があとを絶たず、集約化が必要である。そのためには、求めやすい価格の墓苑が必要であると考えている」。また「地域の理解を得ながら経営・管理していくのであればやむを得ないと思慮する」というような内容であります。これが本当に摩文仁区の住民の意見を酌み取って市としての意見を出したのか、私には理解しがたいものがあります。墓地に関しては地域住民の協力は絶対的に不可欠であり、住民説明会を何度も開催し、住民の理解を十分に得るべきであると私は思っております。それがなければ墓地の開発は大変厳しいものだと思っております。 本市ではこの摩文仁の同地域を含め、糸満市南部地域観光特区可能性調査をしております。糸満南部つまり摩文仁区が入っている旧三和地域は、戦後、戦跡観光が主体でありました。そしてその反省として、南部地域は自然や文化的資源に恵まれその魅力的素材を多角的に活用することによってイメージの転換を図ることとしております。また平和の道線は摩文仁まで到着して完成であると私は考えております。この平和の道線は、糸満市南部海岸域に点在する戦跡、史跡、平和創造の森公園、最後には摩文仁の戦跡公園までを道路で有機的に結び、同地域の観光拠点の形成と南部の地域振興の支援を目的に整備を図るものであると思っております。その延長線上に1,730基もの大規模な墓苑が存在するとなると、本市の観光振興にも大きな障害が生じるものではないかと心配いたしております。 それから糸満市墓地整備基本計画書を作成する段階におきましても、ある委員が「サラバンダ地区について市の土地利用計画の中ではレクリエーション地域なので、そういった面からも難しいだろうというような判断をしております。このサラバンダ地区の計画有効期間というのが平成22年度までなので、向こうの土地も含めて墓地区域にしていくのであれば、この計画との整合性が必要であります」と意見を出されております。私はそれについて本来であれば市長の認識はいかがなものかという形で整合性をきちんと求めていくべきであるだろうと問いたいと思っております。 さて本市で、今後20年間で必要とされる墓地数は1,134基だと言われております。しかし本市ではもう摩文仁の東側に1,633基の墓の造成ができる土地がございます。そして国吉や真栄里の墓を考えれば既に2,000基の墓が供給できます。このような中で本当に今回の計画の1,730基もの墓が再度必要なのでしょうか。これを合わせて合計4,000基近い墓が私たちこの糸満市につくられるのです。再度、私は市長に問いたいと思っております。本当に必要でしょうか、考えてほしいと思っております。 以上を考えても、摩文仁区民のやむにやまれない要望は妥当であり、そして議員の皆様方、賛同をお願い申し上げまして討論といたします。よろしくお願いいたします。 ◆16番(浦崎暁君) 墓地建設に関する要望、委員長報告に賛成する立場から討論を行います。 この問題はさまざまな問題をはらんでいると思います。今度のこの要望について地域の方々が民生委員会へ見えて、たくさん訪れてさまざまな意見を述べました。この中で特に私が非常に問題だなと思ったのは、当事者、いわゆる地域の皆様と市の同意が得られていないということが明らかになりました。確かにこの墓地建設というのは県が認可権者でありますが、しかしこの墓地は我が糸満市に建設されようとしている、それが認可がおろされている。そういう事態でありますから、私はまずこの糸満市の行政庁がこの問題について賛成か反対か、政策的な判断をきちんと示すべきではなかったかなと思う。ですからこの問題について言うと、我々糸満市の行政庁がどのような判断をしてきたか。これが今後も問われると思います。 今、墓地建設は急ピッチで進められようとしています。地域の皆様方は本当に不安でいっぱいだろうと思います。今度の要望についても本当にやむにやまれない思いで私たちの市議会に出されたと思うんです。今後はこの地域の皆様と、市当局が本当にひざを交えてきちんと話し合っていく、そのことが問われているということを指摘しまして、私の討論を終わりたいと思います。 ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を終了いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を終了いたします。 これより採決を行います。 △墓地建設に関する要望、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 21人 ○議長(上原勲君) 起立多数であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 糸満市法人立認可保育園長会からの要請書を議題といたします。 本件については、その審査を民生委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆14番(新垣新君) 糸満市法人立認可保育園長会からの要請書についての委員長報告を行います。 △本件は、糸満市法人立認可保育園長会代表から提出されたものであります。本委員会では9月27日に陳情願者を参考人としてお招きし願意を伺いました。陳情の主な内容につきましては、①保育所の適正配置について。過度の競争が起こらないよう配慮し、また1法人2施設制度や分園の検討をしてほしい。②障がい児保育について。言語指導等の専門や障がい児保育コーディネーターの派遣、または配置をし、また専門機関との連携を図れるようにしてほしい。③特別保育事業等補助金について。11月までに概算払いをしてほしい。④認可保育所運営費の一般財源化の反対について。国及び関連団体に強く求めてほしい。⑤認定こども園について。認可保育所と認可幼稚園の組み合わせである第1類型を基本とし、子供の最善の利益を優先してほしい。以上5点について要請するものであります。  審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しました。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △糸満市法人立認可保育園長会からの要請書、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 糸満市発注の造園工事及び緑地帯の維持管理についてを議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆13番(玉城安男君) 糸満市発注の造園工事及び緑地帯の維持管理についての委員長報告を行います。 △本件は、糸満市緑化振興協同組合理事長から提出されたものであります。本委員会では、陳情願者を9月24日に参考人として委員会に出席していただき意見を伺いました。陳情の願意につきましては、1つ目に、市から当組合に対する造園工事の発注は平成21年度においては2件しかなく、ピーク時の16分の1に激減している。既に廃業するものや当組合を退会するものが出てきており、このままでは組合の存続さえも危ぶまれるため、造園工事並びに維持管理業務の発注量が旧来のベースまで回復できるよう行政当局に努力してほしいとのことであります。2つ目に、現在、市内における緑地帯の除草管理業務のほとんどがシルバー人材センターへ発注されている。造園工事の発注量の激減に加え、公道に面する緑地帯なども建設業の許可を持たない組織が業務を拡大している現状では、造園業者の生きる道は細くなるばかりである。早急にシルバー人材センターと造園業者の業務のすみ分けを検討していただき、本来、造園業者に任せなければならない緑地帯の管理業務については当組合に発注してほしいとのことであります。委員会審査において、委員より緑地帯の維持管理に関しては、造園業者が持っている専門的な知識、技術が必要だと思う。緑化振興組合としてもそういった部分を強く打ち出した公園管理計画書等を作成するなど、もっと市にアピールしてはどうかの意見がありました。  審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △糸満市発注の造園工事及び緑地帯の維持管理について、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 工業団地内企業の優先活用について(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆13番(玉城安男君) 工業団地内企業の優先活用について(要請)の委員長報告を行います。 △本件は、糸満工業団地協同組合理事長から提出されたものであります。  審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △工業団地内企業の優先活用について(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 地元産品奨励及び地元企業優先使用について(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆13番(玉城安男君) 地元産品奨励及び地元企業優先使用について(要請)の委員長報告を行います。 △本件は、糸満市商工会会長から提出されたものであります。  審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △地元産品奨励及び地元企業優先使用について(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 県産品の優先使用について(要請)を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆13番(玉城安男君) 県産品の優先使用について(要請)の委員長報告を行います。 △本件は、社団法人沖縄県工業連合会会長外4者からの連名で提出されたものであります。  審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △県産品の優先使用について(要請)、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 公共工事発注に際して事業用自動車(緑ナンバー)の使用方についての陳情を議題といたします。 本件については、その審査を経済建設委員会に付託してありましたので、委員長の報告を求めます。 ◆13番(玉城安男君) 公共工事発注に際して事業用自動車(緑ナンバー)の使用方についての陳情の委員長報告を行います。 △本件は、社団法人沖縄県トラック協会会長及び同協会南部支部長から提出されたものであります。  審査の結果、市長において善処されたしとの意見を付し、全会一致で採択すべきものと決しております。 ○議長(上原勲君) 委員長報告に対する質疑を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する質疑を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する質疑を省略いたします。 委員長報告に対する討論を許します。 お諮りいたします。 委員長報告に対する討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって委員長報告に対する討論を省略いたします。 これより採決を行います。 △公共工事発注に際して事業用自動車(緑ナンバー)の使用方についての陳情、本件に対する委員長報告は採択であります。本件を委員長報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。  起 立 22人 ○議長(上原勲君) 起立全員であります。 よって本件については、委員長報告のとおり決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 「選択的夫婦別姓を認める民法の一部改正」に反対を求める意見書提出に関する陳情、憲法違反の外国人参政権による選挙を実施しないことを再確認する陳情、子ども手当の廃止を求める意見書の提出に関する陳情書、人権侵害救済法の成立に反対する意見書の提出に関する陳情書、以上4件を一括して議題といたします。 4件については、総務委員長及び民生委員長から閉会中の継続審査の申出書が提出されております。 お諮りいたします。 4件については、総務委員長及び民生委員長からの申し出のとおり決することに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって4件については、そのように決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) お諮りいたします。 今期定例会において議決されました議案、意見書等について、その条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、その整理を議長に委任されたいと思いますが、これに御異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(上原勲君) 御異議なしと認めます。 よって条項、字句、数字等、その他整理を要するものにつきましては、議長に委任することに決しました。―――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(上原勲君) 以上をもちまして、平成22年第3回糸満市議会定例会を閉会いたします。(閉会宣告午後4時59分) 上記のとおり会議の次第を記録し、これを証するため署名する。        糸 満 市 議 会            議   長  上 原   勲            副 議 長  徳 元 敏 之            13   番  玉 城 安 男            17   番  玉 城 和 信...